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用 語加圧式防腐・防蟻処理木材
よびかなかあつしきぼうふ・ぼうぎしょりもくざい
別 名
分 類建築材料/構造材/構造材仕様
構造分類全般
工事分類木工事・大工工事
関連用語木材・土台
参照資料

加圧式防腐・防蟻処理木材 とは

工場において注薬罐中におかれた木材に、薬液を加圧して注入する方法によって処理された木材で、加圧式防腐・防蟻処理土台として販売されており、保存処理K2・保存処理K3・保存処理K4・保存処理K5の4種類があります。

K2は、気候が比較的寒冷な地域における住宅用、K3及びK4は土台用で特に腐朽や白蟻被害の激しい地域ではK4を用い、K5は屋外又は接地用(鉄道の枕木等の用途)に用いられます。
また、保存処理K1は、広葉樹の防虫辺材用であり、一般に防虫処理ラワンと呼ばれています。

加圧式防腐・防蟻処理木材は、「格付機関名」、「構造材の種類」、「等級」、「性能区分」、「薬剤名(又は記号)」が表示され、使用する木材の使用環境や用途により、必要に応じて使用者が選択できるようになっています。

また、JASの保存処理(K1を除く)の規格に適合する工場処理による防腐・防蟻処理材と同等の効力があるものに、認証木質建材(AQマーク表示品)として認証された保存処理材などがあります。