住宅建築専門用語辞典

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用 語高知城
よびかなこうちじょう
別 名鷹城(たかじょう)
分 類建築設計/建築様式/城郭建築建物
構造分類全般
工事分類城郭建築
関連用語建築様式・城
参照資料

高知城 とは

高知城

高知県高知市(土佐国土佐郡高知)にあった城で、別名、鷹城(たかじょう)。

江戸時代、土佐藩の藩庁がおかれ、江戸時代に建造された天守や追手門等が現存し、城跡は国の史跡に指定されている。

高知市のある高知平野のほぼ中心に位置する大高坂山(標高44.4m)上に築かれた、梯郭式平山城。山の南を流れる鏡川、北の江の口川をそれぞれ外堀として利用している。

戦国時代以前には大高坂山城または大高坂城と呼ばれる城が築かれていた。現在見られる城は、江戸時代初期に、土佐藩初代藩主・山内一豊によって着工され、2代忠義の時代に完成し、土佐藩庁が置かれた。4層6階の天守は、一豊の前任地であった掛川城の天守を模したといわれている。一豊により河中山城(こうちやまじょう)と名付けられたが、高智山城と名を変えたのち、現在の高知城となった。


● 所在地高知市丸ノ内1-2-1
● 城の種別平山城
● 築城者山内一豊
● 築城年慶長8年(1603年)
● 遺構天守閣・黒鉄門・追手門・廊下門・懐徳館・納戸蔵・東多聞・西多聞など15棟(重要文化財)、本丸・二の丸・三の丸跡の石垣と堀の一部(史跡)
● 天守閣構造木造 本瓦葺3層6階