住宅建築専門用語辞典

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用 語壁量計算
よびかなへきりょうけいさん
別 名
分 類建築設計/構造設計
構造分類全般
工事分類
関連用語構造計算・木造
参照資料

壁量計算 とは

建築基準法に定められている、必要壁量を求めるための計算方式で、各階の床面積に 建物の階数 及び 屋根・外壁の仕様により定められた地震用の係数を乗じて求められた数値以上、かつ、その階の床面から1.35m上がった上部の外壁見付面積に、風圧用の係数を乗じて求められた数値以上に、建物の各階のX・Yそれぞれの方向の耐力壁が設けられているか計算により求めることを「壁量計算」と言います。

尚、耐力壁の仕様により、壁倍率が定められ、耐力壁の実長さに壁倍率を乗じて求められた数値が、その耐力壁の長さとなります。

【地震用

【風圧用】

耐力壁の実長さ×壁倍率 ≧ 壁量計算にて算出した必要壁量

尚、壁量計算構造計算ではなく、仕様規定による簡易計算扱いとなります。