住宅建築専門用語辞典

住宅建築
専門用語辞典

TOP > 建築工事 > 床断熱
用 語床断熱
よびかなゆかだんねつ
別 名
分 類建築工事/施工方法 工法 /一般
構造分類木造
工事分類断熱工事
関連用語断熱工法・内断熱・充填断熱
参照資料

床断熱 とは

床断熱

床下換気口基礎パッキン工法などで、床下換気を行う場合に用いる床面の断熱方法で、根太を設ける場合には根太間に、根太レス工法(剛床仕様)の場合は大引間に断熱材を設ける工法です。

日本の住宅の大部分は充填断熱工法で、床断熱が採用されていますが、浴室(ユニットバス)の床は床断熱が出来ないので、基礎断熱工法が採用されています。
また、外張り断熱工法の場合も床断熱は行わず、建物全体を断熱材で包むように基礎断熱工法が採用されるのが一般的です。

尚、床断熱は、自重で断熱材が垂れ下がり床面裏と断熱材の間に隙間が生じ、そこに冷気が侵入して床材下部が冷やされたり、結露の発生などの問題が生じるので、垂れ防止策として断熱材の受け材を忘れずに施工することが重要です。

【相対語】・・・基礎断熱工法