住宅建築専門用語辞典

アルカリ骨材反応

用 語	アルカリ骨材反応
よびかな	アルカリこつざいはんのう
別 名	−
カテゴリー分類	工事・施工関係／施工問題症状・対応関係
構造分類	鉄筋コンクリート造
工事分類	コンクリート工事
関連用語	コンクリート・劣化・膨張・ひび割れ・強度低下
参照資料	−

アルカリ骨材反応とは、
コンクリートの劣化に関係する現象のひとつ。

コンクリートに含まれるアルカリ性溶液（水酸化ナトリウムや水酸化カリウム）と特定の骨材（シリカ鉱物など）が化学反応して生成物が膨張するなどの変化が起きる結果、コンクリートを変形させたりひび割れを生じさせ、強度を低下させる。

防止方法は、アルカリシリカ反応性試験で無害の骨材を使用する。また、フライアッシュなど反応抑制効果のある混和材をセメントに入れるなどの対策が必要です。

アルカリ骨材反応以外の施工問題症状・対応に関する用語は、カテゴリー「工事・施工関係／施工問題症状・対応関係」をご覧下さい。