住宅建築専門用語辞典

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用 語松山城
よびかなまつやまじょう
別 名金亀城(きんきじょう)・勝山城(かつやまじょう)
分 類建築設計/建築様式/城郭建築建物
構造分類全般
工事分類城郭建築
関連用語建築様式・城
参照資料

松山城 とは

松山城

四国・愛媛県松山市にあった城で、別名、金亀城(きんきじょう)、勝山城(かつやまじょう)。

松山市の中心部、勝山(城山)山頂に本丸を構える平山城である。日本三大平山城(他は姫路城と津山城)にも数えられる。山頂の本壇にある天守(大天守)は、日本の12箇所に現存する天守の一つである。この中では、姫路城と同じく、大天守と小天守・南隅櫓・北隅櫓を渡り櫓(廊下)で結んだ連立式で、日本三大連立式平山城(他は姫路城と和歌山城)にも数えられる。

幕末に建築された大天守ほか、日本で現存数の少ない望楼型二重櫓である野原櫓(騎馬櫓)や、当時の土木技術としては特筆される深さ44mにおよぶ本丸の井戸などが保存されている。敷地一帯は国の史跡に指定されており、建造物21棟は国の重要文化財に指定されている。


● 所在地愛媛県松山市丸之内1
● 城の種別連郭式平山城
● 築城者加藤嘉明
● 築城年慶長7年(1602)に着手
● 遺構大天守・乾櫓・野原櫓等7棟・門塀14棟(重要文化財)、城山公園全体(史跡)
● 天守閣構造連立式3重3階地下1階層塔型(現存)