住宅建築専門用語辞典

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用 語PAL
よびかなパルスター
別 名外皮平均熱貫流率
分 類建築設計/法律/省エネ法
構造分類全般
工事分類
関連用語法律・法規・告示・省エネ・建築物省エネ法・外皮性能・適合義務制度・届出義務制度・説明義務制度
参照資料

PAL とは

非住宅における建物の外皮性能を計算する為のペリメータゾーンの年間熱負荷係数を指し外皮基準の指標のことで、非住宅建物の各階のペリメータゾーンの年間熱負荷(MJ/年)÷ペリメータゾーンの床面積の合計(㎡)で表せれます。

PAL計算式

PALは、非住宅の義務基準の対象外(誘導基準のみ適用)ですが、PALを向上させることにより、一次エネルギー消費性能の向上に寄与し、計算対応については、標準入力法やモデル建物法の計算支援プログラムにおいて、仕様等の情報を直接入力することにより、BEIと同時に自動で算出することが可能です。(建築研究所HP

PAL

また、ペリメータゾーンの年間熱負荷とは、1年間における下記1~4までに掲げる熱による暖房負荷及び冷房負荷を合計したものを言います。

尚、昭和54年施行の省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)で建築物に関わる措置が定められ後、建物の省エネ基準は平成4年基準、平成11年基準、平成25年基準と大幅に改正されました。そして、平成27年4月1日から、非住宅建築物についての平成25年基準が完全施行されています。