住宅建築
専門用語辞典

19世紀後半、ｲｷﾞﾘｽ最盛期といわれるｳﾞｨｸﾄﾘｱ女王の時代の主に英語圏における建築、ﾃﾞｻﾞｲﾝなどの様式。

ｺﾞｼｯｸ様式やﾊﾞﾛｯｸ様式など、過去の様式をﾍﾞｰｽにした装飾手法が多く、産業革命による量産化の時代の始まりにあって、混迷の傾向が強い。

1851年のﾛﾝﾄﾞﾝ万国博には、この時代を反映するものが多く展示されたが、ｶﾞﾗｽ張りの建築ｸﾘｽﾀﾙﾊﾟﾚｽは、その後の建築に大きな影響を与えた。

ｳﾞｨｸﾄﾘｱ様式以外に、ﾛﾏﾈｽｸ様式・ｺﾞｼｯｸ様式・ﾙﾈｻﾝｽ様式・ﾊﾞﾛｯｸ様式・ﾛｺｺ様式・ﾉﾙﾏﾝ様式・ﾁｭｰﾀﾞｰ様式・ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ様式・ｼﾞｬｺﾋﾞｱﾝ様式・ｸｨｰﾝｱﾝ様式・ｱﾀﾞﾑ様式・ｼﾞｮｰｼﾞｱﾝ様式・ｼｪﾗﾄﾝ様式・ﾁｯﾍﾟﾝﾃﾞｰﾙ様式・ﾍｯﾌﾟﾙﾎﾜｲﾄ様式・ﾘｰｼﾞｪﾝｼｰ様式・ﾋﾞｻﾞﾝﾁﾝ様式・ﾙｲ16世様式・ｱﾝﾋﾟｰﾙ様式・ｺﾛﾆｱﾙ様式・ｼｪｰｶｰ様式・ﾌｪﾃﾞﾗﾙ様式・ﾋﾞｰﾀﾞｰﾏｲﾔｰ様式・ｲｽﾗﾑ様式などがあります。